天文台日記

 5月25日(火) 21世紀の森W
5月25日夕方に見えだしたリニア彗星 夕方に回ってきたリニア彗星(C/2002T7)を狙いに1人寂しく遠征して撮影しました。
 薄明中の撮影時でも高度10°以下でデジカメ一眼のカラー撮影でしたのでなかなか美しい写真になりました。 今回の2大彗星撮影の中でも記念に残る作品です。

 リニア彗星撮影後、北に高度が高くなったニート彗星(C/2001Q4)の撮影に移りました。近くに月がありましたが、月を手で隠して見ると何とか肉眼で確認できました。写真でもまだ尾が健在でした。


 5月21日(金) 21世紀の森V
5月21日のニート彗星 ちょうど一週間ぶりに21世紀の森へまた3人で撮影に出かけました。 今日も肉眼で確認でき双眼鏡でも尾がよくわかりました。 写真では、イオンの尾とダストの尾が重なってしまっていますが、まだまだイオンの尾は健在で尾の近くに系外星雲(NGC2770)が写りました。
 今日も何人か星仲間(CST友の会)が集まり楽しく撮影する事が出来ました。また、週末でしたので朝まで撮影(その他?)を楽しんだ方もいたようですが私たちは次の日に仕事だったメンバーがいたのでPM10:00過ぎに満天の星空の21世紀の森を後にしました。


 5月14日(金) 21世紀の森U
5月14日のニート彗星 今日は、友人3人で21世紀の森に行きました。ここは職場から関越自動車道で1時間ちょっとで行けるところです。
 現地には仲間(CST友の会)約10人が集まり、楽しい撮影・観望会になりました。
 彗星も複雑なイオンの尾が写りました。また11日より明るくなり肉眼ではっきり確認出来ました。
 みなさんが持参した大型双眼鏡(10cm・80mm・77mmなど)を覗かせていただき双眼鏡でも尾が確認でき楽しむことが出来ました。 ご一緒したみなさん楽しい一時有り難うございました。


 5月11日(火) 21世紀の森T
5月11日のニート彗星 今回の2大彗星、夕方撮影地として探してあった群馬県沼田市の21世紀の森に友人と2人で初めて撮影に行って来ました。移動用の赤道儀・レンズはハレー彗星の時と同じですが今回は、カメラが銀塩からデジタル一眼レフ(EOS Kiss Digital)に変わりました。
 初めての遠征地で北極星を間違えて極軸合わせをしてしまい危うくすべてガイドミスの画像になるところでしたが、友人が冷却CCDでの撮像で数秒露出でも星が流れるので間違えに気づき極軸を合わせ直すコトが出来ました。
 肝心の彗星は予想より多少暗いですが肉眼でも確認出来、写真ではイオンとダストの尾が写りました。


 5月3日(月) バーベキュー
バーベキュー

 高校時代からの友だちと利根川河川敷(羽生市)でバーベキューで楽しみました。AM10:00ごろCSTに集まって近くのスーパーで買い出しをして現地に行きました。今日は、曇り空で少し肌寒かったですがまあまあのアウトドア日和でした。お昼過ぎに広田君親子が合流して楽しい一時を過ごしました。
 写真は、参加した釣り好きの新藤君がこの日のためにわざわざ釣ってきてくれたイワナとヤマメが美味しく焼けたところです。
 


 5月1日(土) ブラッドフィールド彗星遠征撮影
5月1日の2004F4  今日は、CSTの早川氏と高校の後輩で1980年代天文雑誌入選の常連者だった広田君と3人で群馬県黒保根村の花見ケ原キャンプ場駐車場まで遠征して撮影してみました。AM1時頃到着しましたが月がおぼろげに見えるだけの曇天でした。しかしAM2時頃になって快晴になり天の川も見え出したので赤道儀を準備しました。AM3時前にブラッドフィールド彗星を導入して写り出しましたが、構図合わせ用に20秒露出で写したところで雲が出てきて結局このときの1枚しか写すことがで来ませんでした。
 途中、ピント・構図合わせ用に持っていったノートPCの電源が落ちて使えなくなったり、まだまだ一眼レフデジカメを使いこなせませんが移動彗星撮影用にこれからも使っていこうと思っています。



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