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令和7年度 事業報告


令和7年度 新任職員研修会を開催しました。

令和7年9月19日(金)午前10時20分〜午後3時30分
 今年も本協議会の研修事業の一環として、公民館経験年数2年未満の新任職員を
対象とした研修会を行田市中央公民館において開催しました。
 この研修会は、公民館運営に必要な基礎的かつ実践的な知識及び技術等について
研修を行い、公民館職員としての資質の向上を図るとともに、他市町村との広域的な交流の場を設けることもねらいとしています。
 開催にあたり、当協議会参与である公益社団法人全国公民館連合会上村事務局長
よりあいさつがあり、その後研修に入りました。

    

 午前の部では、埼玉県教育局教育総務部生涯学習推進課 社会教育主事兼指導主事の古林学氏を講師にお迎えし、「公民館の意義と役割―「まち」を舞台に、未来を描く―公民館職員として―」について、ご講義いただきました。講義では、「あなたの考える公民館の役割は?」から始まり、午後の部にも繋がる近年重点的に議論されている事項のひとつでもある「障害者の生涯学習の支援」についてや、改めて公民館の役割を果たすために参加者自身の勤務する公民館、地域や人についてよく把握することの重要性等、新任職員にもわかりやすく丁寧に説明いただき、公民館職員としての基礎的な知識を学びました。

 午後の部は、国立市教育委員会教育部公民館館長補佐兼生涯学習課課長補佐、井口啓太郎氏と文部科学省総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課 障害者学習支援室 佐藤英明氏が講師に加わり「公民館事業の立案―障害者の生涯学習支援の視点から―」をテーマに講義やグループワークが行われました。
 井口氏の「障害者の生涯学習の政策と事例をヒントに『誰一人取り残さない』公民館をめざす」と佐藤氏の「障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実について」の講義後、班ごとに講師から出された課題について話し合いを行い、時には講師を交えた活発な意見交換で熱を帯びたグループワークとなりました。

 研修後のアンケートでも、「たいへん参考になった」「障がいを持った方の生涯学習の必要性を感じ、これからの公民館のあり方を考えさせられました」などの意見が多く、公民館職員としての資質の向上を図ることができ、これからの公民館事業に必ず活かしていただけると思います。

    

令和7年度 定時総会を開催しました。

令和7年5月23日(金)午後1時30分〜午後4時10分
 令和7年度定時総会を開催しました。
 はじめに久保田会長の挨拶から始まり、続いて来賓としてご臨席いただいた埼玉県教育局教育総務部生涯学習推進課 副課長 石原雅樹 様、行田市教育委員会教育長渡辺 充 様、公益社団法人全国公民館連合会事務局長 上村忠男 様よりご祝辞を頂戴しました。続いて議事に移り報告第1号のあと、議案第1号~第4号までの審議が行われすべて承認をいただきました。
議案第1号 令和6年度事業報告及び収支決算の承認について
議案第2号 令和7年度役員の承認について
議案第3号 令和7年度事業計画及び収支予算について
議案第4号 令和8年度負担金の額及び納入方法について
 役員の承認の後には、久保田前会長の退任のあいさつがあり、さらに令和8年度の関東甲信越静公民館研究大会埼玉大会を見据えた小熊新会長のあいさつがありました。

    
     久保田会長         石原副課長 渡辺教育長 上村事務局長

 続いて第1回の研修会を兼ねた講演会が行われました。
講師はとちぎ市民協働研究会 代表理事 廣瀬隆人 氏をお迎えし「学校と地域の連携~学校を核とした地域づくりをどう進めるのか~」というテーマで講演を頂きました。先生からは様々な資料や具体例をもとに、「良い学校は良い地域にあり、良い地域になるために公民館がある」「地域づくりとは人の繋がりである」などを熱く語って頂き、公民館職員として大いなるエールを頂きました。また今後の公民館職員としての役割を再認識することが出来ました。
 

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