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平成30年度 事業報告


第3回公民館等職員研修会を開催しました。

平成31年1月25日(金)午前9時50分〜12時00分
         行田市中央公民館 第1学習室(参加者61名) 
 今年度も本協議会の研修事業の一環として、公民館等職員を対象とした研修会を行田市中央公民館において開催しました。
 この研修会は、公民館の運営に必要な基礎かつ実践的な知識及び技術等について研修を実施し、公民館職員としての資質の向上を図ろうとするものです。
 開催にあたり、関根操協議会会長より主催者あいさつがあり、つづいて全国公民館連合会石川正夫会長より来賓のごあいさつをいただき、研修に入りました。
 始めに事例発表として「将来を担う人材を育成する公民館活動」〜「真名板薬師太鼓」等を通して郷土愛を育てる〜と題して、行田市地域文化センター館長 松井隆氏による発表が行われました。子どもから大人までつながる地域の伝統文化の継承が、地域の活性化につながっている状況に、参加者も大いに刺激を受けたようです。
 講演は「南極が教えてくれること」と題し、講師に元第17次南極地域観測隊員の加藤芳夫氏をお迎えし、南極の様子や気象観測について、オーロラや氷山などのスライド画像を用いて、先生のエピソードを交えながらお話しいただきました。また、地球温暖化など南極が発するシグナルを私たちがどのように受け止め、行動すべきか分かり易くご説明いただきました。なかなか聞く事の出来ない未知の世界である南極の話は、とても興味深くあっという間に時間が過ぎました。
 昨年に引き続き、事例発表と講演という形で午前のみの研修会でしたが、研修終了後のアンケートでは、「具体的な事例が参考になった」「自館ではどのように生かせるか考えた」「南極のなかなか聞けない話を聞けて有意義だった」という感想が多数で、中身の濃い充実した研修会となりました。
   
         松井館長                   加藤先生

           
                 会場の様子

                   

第40回全国公民館研究集会東京大会が開催されました。

平成30年11月1日(木)〜2日(金)
            東京都 新宿区 「日本青年館ホール」
 「公民館がひらく日本の未来」〜地域性・個別性を活かした新しい公民館活動を!〜を大会テーマに7年に一度の首都圏大会である第40回全国公民館研究集会東京大会が、2日間にわたり日本青年館ホールにおいて開催されました。
 第1日目は石川正夫会長の開会あいさつの後、ジャーナリスト 池上彰氏の特別講演「民主主義と公民館運動」で始まり、日本青年館ホールの1250席がほぼ満席となりました。講演の後は池上氏と、文部科学省総合教育政策局社会教育振興総括官 塩見みづ枝氏、東京大学大学院教育学研究科教授 牧野篤氏、特定非営利法人教育支援協会代表理事 吉田博彦氏、全国公民館連合会理事でフリーアナウンサー 村松真貴子氏によるパネルディスカッションが行われ、パネラーの皆さまの熱のこもった活発な意見が交わされました。その中で、スカイプを使用し会場と北海道の高校生、島根県松田市の公民館関係職員、沖縄県若狭公民館主催のパーラー公民館の皆さんそれぞれとインターネットでの中 継が行われ、フリーアナウンサーでもある村松さんと地域の方々との軽妙なやりとりに会場もほのぼのとした空気に包まれました。最後に、全公連の上村事務局長による大会アピール『「自分たちの地域は自分たちでつくる公民館」の実現に努力して参ります』と高らかに発表され、1日目は終了となりました。

  
          池上 彰氏               スカイプを使用した中継

 2日目は優良公民館最優秀館審査会として優秀館5館によるプレゼンテーションが行われ、その後、合同表彰式として、平成30年度社会教育功労者表彰式、第71回優良公民館表彰式、そして文部科学大臣のあいさつをはさみ、平成30年度全国公民館連合会表彰式が行われ、埼玉県からは6名の方が永年勤続表彰を受けました。
 7年に一度行われた今回の東京大会は、大勢の参加者、協力員の皆さまにより盛大に行われ、スカイプなどを使うなどの新しい試みを取り入れるなど、内容だけでなく新しい方法も提案してくれた大会となりました。31年度は第41回全国公民館研究集会、第59回関東甲信越静公民館研究大会が栃木県宇都宮市で開催されます。

平成30年度 新任職員研修会を開催しました。

平成30年10月19日(金)午前10時20分〜午後4時
               行田市中央公民館において(参加者35名)
 今年も本協議会の研修事業の一環として、公民館経験年数2年未満の新任職員を対象とした研修会を行田市中央公民館において開催しました。
 この研修会は、公民館運営に必要な基礎的かつ実践的な知識及び技術などについて研修を行い、公民館職員としての資質の向上を図るとともに、他市町村との広域な交流の場を設けることもねらいとしています。
 開催にあたり、関根操当協議会会長より主催者あいさつがあり、つづいて全国公民館連合会石川正夫会長より来賓のごあいさつをいただき、その後研修に入りました。

 
      関根会長                 石川会長

 今年度は埼玉県市町村支援部生涯学習推進課に異動された、社会教育主事 市川重彦先生を講師にお迎えし、昨年度につづき「これからの公民館を考える〜変化する社会と公民館の役割〜」をメインテーマに、「地域課題解決学習の視点での公民館のブラッシュアップ」のご指導をいただきました。
 最初に「法令・調査等からみる公民館の意義と役割」の講義のあと、「公民館職員としてのスキルアップ」のワークショップを行いました。講義では「公民館とは」から始まり、公民館の歴史的背景とこれまでの動向、教育基本法における公民館、公民館の目的と設置、公民館の物的側面、公民館の人的側面、公民館の機能的側面を新任職員にもわかりやすく丁寧に説明いただき、公民館職員としての基礎的な知識を学びました。
 
       市川先生

 午後は「変化する社会と求められる公民館〜近年の答申を中心に〜」として講義が行われ、その後のワークショップではグループチェンジを行い、持ち寄ったチラシをもとに、他地域の公民館職員との活発な交流が行われました。
 また今回は、平成26年度文部科学省優良公民館広島県大竹市玖波公民館の映像を見せていただき、大いに刺激を受けました。先生からは「社会教育は実践あるのみ、失敗をおそれず積極的に」という力強い言葉をいただきました。参加者からのアンケートも、定期的に開催してほしい、とても有意義な研修だったなどの意見が多く、参加者にとって、これからの公民館事業に必ず活かしていただけることと思います。
             

平成30年度 定時総会を開催しました。

平成30年5月19日(土)午後1時00分~午後4時10分
行田市教育文化センター「みらい」において
 埼玉県公民館連絡協議会は、おかげさまで10周年を迎えました。
 今年度の総会は、はじめに関根会長によるあいさつがあり、続いて来賓としてご臨席いただいた、埼玉県教育局市町村支援部部長 松本浩様、公益社団法人全国公民館連合会会長 石川正夫様からご祝辞をいただきました。また、公益社団法人全国公民館連合会事務局長 上村忠男様にご登壇いただきました。
 総会では、平成29年度事業報告及び収支決算報告、平成30年度役員の承認並びに事業計画及び収支予算などについて審議が行われ、それぞれ承認されました。
 総会に引き続き、俳優でタレントの毒蝮三太夫氏を講師にお迎えし、「人と人とのふれあい・心の時代」というテーマで10周年記念講演会を開催しました。
 毒舌で有名な毒蝮先生は、昭和11年生まれの80代で品川生まれの浅草育ちです。味のある素晴らしい歌をうたいながら客席後方より入場し登壇されました。現在も現役でバリバリお仕事されている先生からは、生涯人生を元気に生きる知恵とアドバイスを笑いとともに沢山いただきました。今回の講演は記念講演として一般の方にも参加して頂き、満席の下、私たち公民館関係者にとりましても、公民館に集う皆さんと共に、人と人とのつながり、絆を改めて考える機会となりました。11年目に向けて心を新たにし、これからの公民館活動を進めていくための心に残る講演会となりました。
   
       関根会長                      松本部長
   
       石川会長                松本氏 石川氏 上村氏
   
       毒蝮三太夫氏                    会場の様子


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