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平成29年度 事業報告

第3回公民館等職員研修会(行田会場)を開催しました。

平成30年1月26日(金)午前9時50分〜12時00分
            行田市中央公民館 第1学習室(参加者61名)

 今年度も本協議会の研修事業の一環として、公民館等職員を対象とした研修会を行田市中央公民館において開催しました。
 この研修会は、公民館の運営に必要な基礎的かつ実践的な知識及び技術等について研修を実施し、公民館職員としての資質の向上を図ろうとするものです。
 開催にあたり、関根操協議会会長による主催者あいさつがあり、研修会に入りました。
 始めに事例発表として「地域の特性を生かした公民館事業の展開」〜地域団体等との連携から〜と題して飯能市加治東公民館 館長大久保幸生氏による発表が行われました。地域との連携した様々な事業が多く、地域の皆様が参加協力し、地域と公民館が一体になって子育てを行っていくことが重要であり、それが地域の活性化にもつながる。合宿体験などとても興味のある事業の説明が参加者に大変参考になりました。
 講演は「ふるさとの思いを伝承する地域づくり」と題し講師に神川町文化財保護審議委員会会長 千古の神社武蔵二宮金鑽神社宮司 金鑽俊樹氏にお願いした。歴史的背景を丁寧に説明され地名、神社等の理解を深めることができました。改めて神社に興味を持つことができ貴重なお話しが聞けとても充実した講演でした。.
 今回は午前のみの研修でしたが、事例発表と講演という形で行われ、短時間でしたが大変参考になったことと思います。これからの公民館事業に役立てていただければ幸いです。
  
          関根会長             大久保幸生氏

  
         受講者                 金鑽俊樹氏

平成29年度 新任職員研修会を開催しました。

平成29年10月25日(水)午前10時20分~16時00分
              行田市中央公民館において(参加者32名)

今年も本協議会の研修事業の一環として、公民館経験2年未満の新任職員を対象とした研修会を行田市中央公民館において開催しました。

この研修会は、公民館運営に必要な基礎的かつ実践的な知識及び技術等について研修を行い、公民館職員としての資質の向上を図るとともに、他市町村との広域な交流の場を設けることもねらいとしています。

開催にあたり、関根操協議会会長より主催者あいさつがあり、つづいて全国公民館連合会石川正夫会長より来賓のごあいさつをいただき、その後研修に入りました。
 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター専門調査員の市川重彦先生を講師に迎え、「これからの公民館を考える~変化する社会と公民館の役割」をテーマに午前午後を通した研修が行われました。 
    
      石川会長           関根会長        市川重彦氏

研修は、各館で行われたチラシ等を持ちより、4人グループに分かれ、10文字自己紹介からスタートしました。

午前の部は、前半に「法令・調査等からみる公民館の意義と役割」という内容で講義が行われ、後半は、「公民館職員のスキルアップ」をテーマとした、ワークショップを行いました。市川重彦先生より、教育基本法、社会教育法、公民館の設置及び運営に関する基準等について新任職員にも分かりやすく丁寧な説明が行われ、公民館職員としての基礎的な知識を学ぶことが出来ました。

       
  

午後の部は、前半に「変化する社会と求められる公民館~近年の答申を中心に~」とした講義が行われ、特に地域学校協議活動の推進と公民館、地域課題の解決と公民館について学ぶことができました。

後半は「公民館事業のブラッシュアップ~」についてのワークショップが行われました。、ワークショップで上がった意見をもとに、付箋を使ってそれぞれ意見を書き出しました。、他市町村との情報交換が活発に行われ講座の企画にとても役立つ研修会となりました。
 今回は新任職員は今後の公民館事業を考える実のある研修会となりました。参加者は多くのことを吸収し、今後の公民館事業の運営に活かしていただけることと思います。



第39回全国公民館研究集会
第58回関東甲信越静公民館研究大会群馬大会が開催されました。

平成29年8月24日(木)~25日(金)
昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)
前橋プラザ元気21・臨江閣(分科会)

  「おいでよ公民館〜地域に根づいた、開かれた公民館をめざして〜」をテーマに39回全国公民館研究集会第58回関東甲信越静公民館研究大会群馬大会が2日間にわたって群馬県前橋市で開催されました。
  まず、第1日目の全体会は,アトラクションとして群馬交響楽団のアンサンブル演奏で幕が上がりました。
  開会行事ではあいさつに続き表彰式が行われ,全国公民館連合会表彰では優良職員5名、永年勤続職員26名、功労者1名、公連勤続職員1名、関東甲信越静公民館連絡協議会表彰では当協議会野口信夫前会長を始め功労者3名、公連勤続職員1名の方々に表彰状が授与されました。
       
         開会式                   野口信夫前会長
 次に「生涯学習・社会教育・公民館 ー期待と現実と展望とー」という演題で青山学院大学教育人間科学部教授 鈴木 眞理氏による基調講演が行われました。
      
      講師 鈴木眞理氏               会場の様子
 2日目は10分科会に分かれてそれぞれの研究テーマごとに事例発表形式で進められました。第3分科会「学校・家庭・地域の連携と公民館の役割」では埼玉県飯能市加治東公民館大久保幸生館長による「地域の特性を活かした公民館事業の展開〜地域団体等との連携から〜」と題した発表が行われ、充実した質疑応答の後、群馬県教育委員会事務局西部教育事務所生涯学習係社会教育主事山田康成氏より助言をいただき閉会となりました。
             
                   大久保幸生氏
 平成30年度は7年に一度、東京都で開催予定の(全国公民館連合会主催)第40回全国公民館研究集会東京大会です。
 新築された日本青年館を会場に池上彰氏の特別講演が予定されております。来年の11月1日、2日は、また東京で再会いたしましょう。


平成29年度 定時総会を開催しました。

平成29年5月19日(金)午後1時15分~午後3時45分
行田市教育文化センター「みらい」において

 野口信夫会長による主催者あいさつ、来賓としてご臨席いただいた、埼玉県教育局市町村支援部長 松本浩様、公益社団法人全国公民館連合会会長 石川正夫様よりご祝辞をいただきました。
 また、埼玉県教育局生涯学習文化財課参事兼課長 芋川修様、公益社団法人全国公民館連合会事務局長 上村忠男様にご登壇いただきました。

 総会では、会則の一部改正、平成28年度事業報告及び収支決算報告、平成29年度役員の承認並びに事業計画及び収支予算などについて審議が行われ、それぞれ承認されました。
 総会に引き続き、落語家の桂春牒氏を講師にお迎えし、「笑いで街を元気に~公民館からつながるコミュニケーション~」というテーマで講演会を開催しました。
 関西出身の桂春牒氏は、2011年からは東京に拠点を移し、テレビ、ラジオ、講演活動にも活動の場を広げ、落語の新境地を切り開くため、伝統芸能や音楽など多彩なジャンルとの交流にも積極的に挑戦されております。関西弁による巧みな話術は最初から最後まで参加者の笑いを誘い、その笑いの中にも、私たち公民館関係者にとって公民館というコミュ二テイを支える、絆や人と人のつながりを改めて考える機会となりました。これからの活動を支える、深く心に刻まれた講演会となりました。

   
        野口会長                  松本部長
    
        石川会長            芋川参事兼課長 上村事務局長
          桂 春蝶 氏