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平成26年度 事業報告

第2回公民館等職員研修会(行田会場)を開催しました。

平成27年2月3日(火)午後1時20分〜午後4時30分
         行田市教育文化センター「みらい」において
                             参加者 63名
 今年も本協議会の研修事業の一環として、公民館等職員を対象とした研修会を行田市教育文化センター「みらい」において開催しました。
 この研修会は、公民館の運営に必要な基礎的かつ実践的な知識及び技術等について研修を実施し、公民館職員としての資質の向上を図ろうとするものです。
 開催にあたり野口 信夫協議会会長による主催者あいさつ、また石川 正夫全国公民館連合会会長より来賓あいさつをいただきました。続いて、県教育局林 八州夫主席社会教育主事より情報提供があり、その後研修に入りました。
 今回は「地域に開かれた公民館運営のヒント」というテーマに、〜地域の魅力を作る現場から〜について、講師にフリーアナウンサー馬場 亜紀子先生、コーディネーターに鶴ヶ島市東公民館宮崎 晃一館長を迎えての研修です。
 馬場先生はキャスターという立場に留まらず、多種多様な人たちの中へ自ら入り交流されています。その活動を通し地元の魅力を発信し続けています。
 地域において活動していることを広く知らせたいと望む人々と、自分の街の情報をもっと知りたいと望む人々を結ぶ役割を果たしています。まさに、メディアによる地域貢献が公民館の活動と相通じるものと言えるのではないでしょうか。
 コーディネーターの宮崎さんは、今年度「埼玉教育ふれあい賞」を受賞した公民館の館長で、地域において各種団体と連携を図り、特色ある公民館運営をしています。
 その具体的な活動の内容は、資料とともに当日の研修でも紹介され、参加した皆さんにとって有用な情報になったことと思います。
 「季節を感じる公民館」「人材を生かす公民館」そして「地域の愛着を育む拠点の公民館」そんな公民館をめざして活躍中です。
 お二人の巧妙な掛け合いにより講演会の雰囲気も和み、時間が経過していきました。
 様々な公民館活動から芽生える愛着や誇りが、地域の魅力を更に創造していくためのエネルギーになっていくことでしょう。
 後半のコーナー『しゃべり場』では、参加者が5組に分かれ事前に寄せられたテーマ「公民館で作成・蓄積されている地域情報をどのように伝え、活用していくか」を基に話し合いが持たれました。
 閉会のあいさつとこの研修会の総括を、全国公民館連合会上村 忠男事務局長よりいただき終了しました。
   

   

         

第36回全国公民館研究集会in埼玉
第55回関東甲信越静公民館研究大会を開催しました。

平成26年10月16日(水)、17日(木)
              熊谷市、行田市各会場において
 「公民館よあつくなれ!」~時代の変化に対応し、地域との連携を深める公民館をめざして~をテーマとし、第36回全国公民館研究集会in埼玉が開催されました。
 今回の研究集会は、公益社団法人全国公民館連合会、関東甲信越静公民館連絡協議会及び埼玉県公民館連絡協議会の主催にて、文部科学省や埼玉県をはじめ多くの後援をいただき、全国から公民館関係者、生涯学習・社会教育・学校教育関係者など1,261名の参加者が集まりました。
 16日熊谷会館において午前11時より開始しました関東甲信越静公民館研究大会では、来賓として工藤正司行田市長、森新一熊谷市議会議長よりご挨拶をいただきました。
 続いて、平成26年度全国公民館連合会表彰式において石川正夫会長より優良職員6名、永年勤続職員18名、功労者2名の方々に表彰状が授与されました。
 また、大会旗を埼玉県公民館連絡協議会長野口信夫より次期開催地である東京都公民館連絡協議会 阿井康之会長に引継ぎ、関東ブロック研究大会は閉会しました。
   
 第36回全国公民館研究集会in埼玉は午後12時40分、まず埼玉県の指定無形民俗文化財小鹿野歌舞伎の女子児童二人による口上で始まりました。
 開会行事では、参加者全員による”君が代”及び”公民館の歌”の斉唱後、野口信夫実行委員長による開会のことば、石川正夫全国公民館連合会長による主催者あいさつ、ご来賓を代表して河村潤子文部科学省生涯学習政策局長、上田清司埼玉県知事、加藤裕康埼玉県議会副議長よりご挨拶をいただきました。
 また、富岡清熊谷市長の歓迎の言葉に続き大会宣言文が全公連上村忠男事務局長から提案されました。大会宣言文は「公民館力」を高め地域の人々にとって公民館が、無くてはならない存在となるようにとの願いを込めたものとなり、参加者一同により採択されました。
 次に、文部科学省生涯学習政策局社会教育課谷合俊一課長より施策説明がなされました。「国の社会教育施策の動向」というテーマのもと、パワーポイントの映像とともにわかりやすく伝えられました。
 アトラクションとして小鹿野歌舞伎出演者による、演目「菅原伝授手習鑑」の公演後、休憩をはさみ「人生の証明~実りある人生の実りとは~」の演題による作家 森村誠一先生の記念講演をいただき、より一層内容の濃いものとなりました。
 閉会行事において次期全国公民館研究集会開催地の鳥取県公民館連合会 懸樋勉会長に、本大会実行委員長野口信夫より大会旗が引き継がれ研究集会の一日目が終了しました。
  

  

 研究集会2日目は、熊谷市内2会場、行田市内3会場にて分科会を開催しました。
 この分科会は多くの公民館関係者により、現在そして将来に向かう公民館のあり方について、5つの分科会テーマにそった事例発表をおこない発表内容に沿って、各分野の専門知識を持つ方々から助言をいただきながら、一日を通して活発に学び合い協議が行われました。。
         
第1分科会 熊谷さくらめいと 太陽のホール     第2分科会 行田市商工センターホール
  「つどい×まなび×むすぶ公民館の役割」      「非常時に備えた日頃の公民館活動
                                  ~浦安市・千葉市の災害時の対応事例を通して~」

               
           第3分科会 行田市教育文化センターみらい ホール
               「”共助”による地域社会の活性化」


          
  第4分科会 行田市商工センター401研修室     第5分科会 熊谷さくらめいと 月のホール
      「高齢者の社会参画の推進」          「ふるさとの思いを伝承する地域づくり」
       

 この研究集会にご参加いただいた公民館に携わる方々にとりまして、この2日間が有意義な時間となりましたことと願い、開催にあたり多くの関係者のご尽力に感謝しつつ閉会いたしました。m(_ _)m

平成26年度 定時総会を開催しました。

平成26年5月30日(金)午後1時30分〜午後4時30分
行田市教育文化センター「みらい」において

 野口信夫会長による主催者あいさつ、来賓としてご臨席いただいた埼玉県教育局市町村支援部長 濱本 一様、行田市教育委員会教育長 中村 猛様、公益社団法人全国公民館連合会常務理事 石川 正夫様よりご祝辞をいただきました。
 また、埼玉県教育局市町村支援部生涯学習文化財課長 佐藤 裕之様、公益社団法人全国公民館連合会事務局長 上村 忠男様にご登壇いただきました。

 総会では、「第36回全国公民館研究集会in埼玉」実行委員会についての事業や決算、予算等の報告がされた後、当協議会の平成25年度事業・決算報告、平成26年度役員、事業計画及び予算の審議が行われ、それぞれ承認されました。
 今年度、開催される「第36回全国公民館研究集会in埼玉」の要項説明を行い、大会への参加と、運営協力を依頼しました。
 総会に引き続き、元埼玉県教育委員長 松居 和さんを講師にお迎えし、「子育てから生まれる絆」〜幼児が親心を育て、社会に絆が生まれる〜というテーマで講演会を開催しました。
 松居さんのお話からは、終始、子育てから生まれるさまざまな絆や人と人のつながりへの思いが感じられ、独特のリズム感にのって笑いあり、時に涙あり、客席に届けられる言葉ひとつひとつに、小さな子どもたちへの愛情、この国への思いが、強く感じられました。
 公民館の日々の円滑な運営には、しばしば煩雑な気苦労が伴い、担当者を悩ませることも少なくありませんが、松居さんの情熱を深く心に留め、実り多い、そして大きく心の動く時間を皆さんで共有した講演となりました。

     
     野口会長         濱本市町村支援部長    中村行田市教育長
     
 全公連石川常務理事    佐藤生涯学習文化財課長  全公連上村事務局長
              
                  松居 和氏