一年を顧みて       

       
 

会長   田邉弘司

一年間、行田さくらロータリークラブ会長を努めさせて頂きまして誠にありがとうございました。お陰様で、今日の日を迎えることが出来ました。

33代会長として、次の34代の新井会長エレクトにバトンタッチが出来そうです。

本年度RI会長、李 東建氏は、「夢をかたちに」というテーマを掲げました。「私は、世界中のロータリアンに地域社会の最も大切な資源である“子どもたち”に光を与えていただきたい」との思いを託されたわけです。 

2570地区ガバナー真下和男氏は、「行動と感動」

を地区テーマとし「ロータリーの良き慣習を尊重し、悪しき慣習を見直そう」と提唱されました。

私のテーマは、「足元を掘り起こそう」とさせて頂きました。本年度の事業として進修館高校の学習講演会では、立正大学ラクビー部監督の堀越正己氏による講演を行いました。市内の小学校への図書寄贈も実施出来ました。須加小においては、推薦図書の作者を招いて、丸山教育長ご臨席のもとで行われた寄贈式が、読売新聞、埼玉新聞、行田ケーブルテレビで報道され、ロータリーの目標である広報活動を行えました。

また、地区補助金を得て行田市郷土博物館にロービーチェアー4脚を寄附しました。

親睦活動では、ゆかた例会を川治温泉「宿屋伝七」で行いました。クリスマス望年会、長野、山梨方面への春季親睦旅行は、天候にも恵まれ満開のさくらの下、楽しい思い出が出来ました。

特に今年度は、細井保雄会員を2570地区第5グループガバナー補佐に会員の総意をもって推薦しました。当クラブとしては10年ぶりとなります。

例会場の移転の事をはじめ経済事情に左右された一年でしたが、皆様の活動により行田さくらロータリークラブの力を発揮できた一年ではなかったでしょうか。

何回か例会を欠席し、皆様にご迷惑をかけましたが、田中副会長をはじめ島崎幹事代行と会員の皆様のお陰で乗り切ることが出来たことを、この場をお借りして感謝申し上げます。また、高根沢幹事の逝去の際、私が動揺することなく会の運営が出来たのは、清水会員の助力によるものであります。ここにお礼を申し上げます。行田さくらロータリークラブの更なる発展を祈念しまして御礼のご挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。一年を顧みて       
 

会長   田邉弘司