2007-2008年度一年間ありがとうございました!

         一年を振り返って                   会長 矢澤大和

1年、短かったですね。これは、会員の皆様から、ご支援をいただけたからこそと、感謝しております。ありがとうございます。

さて、この短く感じた一年でしたが、いろいろな心に残ることがありました。

まず今年は、何と言っても、青少年交換事業でしょう。この事業は、ホストファミリーの協力の域を超えて、既に犠牲と言っても過言ではないとお思います。大変なご苦労の結晶です。ホストファミリーの三谷さん、田島さん、島崎さん、田中さん、特別委員会の川辺委員長を始めとする委員会の皆さん、他多くの会員とそのご家族にご協力いただきました。三谷さんは別格として、島崎会員とそのご家族には3ヶ月もの間、一家総出でホストしていただきました。ロレーナからは、「島崎パパ」と呼ばれていますが、私など、「会長」とも「矢澤」とも言われた事がありません。いつも彼女がつけたニックネームで「スピード」と呼ばれています。ちなみに私の女房は「パンダ」です。彼女に苗字で呼ばれるのは、愛情とかなりの時間が必要のようです。

8月には、三谷会員のお嬢様が、ロレーナと同様に沢山の異文化を体験し吸収して、一回りも二回りも大きくなって帰国されると思います。非常に楽しみです。おかげさまで、この事業ももう少しでその任を無事終了し、日本とメキシコの大きな架け橋が出来ようとしています。折角作った架け橋です。この橋の保守管理を十分に行い、錆の出ないように、腐らないようにするのが我クラブの役目と思います。

世界遺産登録推進事業

2007年9月、埼玉県と行田市は、文化庁へ「さきたま古墳群―古代東アジア古墳文化の終着点」と題し暫定リスト入りを目指し、提案書を提出した事は皆さん既にご承知の事と思います。同類の遺産は、世界遺産には登録しないと言うユネスコの方針が有り、仁徳陵に代表される「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が最大のライバルと思われます。本年度の当初事業計画と若干のずれを生じましたが、昨年12月8日、さきたま史跡の博物館主催の「奥の山古墳発掘調査現地説明会」の時に用いる説明パンプレッとを寄贈させていただきました。田島委員長に全部お任せでした。田島委員長ありがとうございました。残部が、5月31日「みらい」を満杯にした埼玉新聞社主催の「めざせ世界遺産」シンポジュームの資料として参加者全員に配布され、パネルディスカッションの折、パネリストがこのパンプレッとを手にとって説明をされたのを見て、「ヤッタネ」と思ったのは、私だけではないと思います。参加された多くの会員も私と同じ考えだったと思います。文化庁のヒヤリングは済み、この夏とも言われている世界文化遺産特別委員会の審議の結果を待つだけですが、田邊次年度会長にご理解をいただき、引き続きこの運動は続けていかれることは、大変重要な事と受け止めています。

さくら事業

トラック協会とのさくら植樹コラボレーションは、苗木の手配時期の問題で実現しませんでしたが、トラック協会が長野地区にさくら植樹が出来た事は、志・同じゅうする者として喜びに耐えません。これからも、志同じゅうする者の連携を田邊エレクトには、お願いしておきます。

行田さくらマップは、お陰様でとても好評で、ネットで「さくらマップの何箇所制覇した」といった書き込みのブログも見受けられ、とてもよい反応でした。このさくらマップは、大変なマスコミ受けをしました。

元気がないと言われて久しい、ものつくり大学「匠さくら」は、三島会員の職業奉仕で植え替えることが出来ました。三島会員にお礼を申し上げます。

以上が、私の重点事業の総括です。

その他にも、念願でありましたホームページも立ち上がりました。それに伴い、週報を事務局で作成する事が出来、大幅なコスト削減につながりました。松岡委員長のご指導をいただき、橋本副委員長を中心としたクラブ会報・IT委員会の皆様に感謝いたします。週報を事務局にお願いするようになり、事務局の田口さんの仕事が増えてしまったわけですが、いやな顔一つせずに素早く週報を作っていただきました。PETで第5グループ内の週報製作の話を聞き、事務局で週報が出来たらいいなと、漠然と思っていました。実現したのも橋本副委員長の責任感と、田口の前向きな考えの結果と思います。

年当初、石川ガバナーは「ロータリーは、広報に力を入れるべし」とおっしゃいました。古田雑誌広報委員長のお力添えで、埼玉新聞に、ロレーナ来日の事、学習講演会の事、さくらマップの事、図書寄贈の事と、4回も掲載いただきました。その他にもさくらマップについて橋本会員の執り成しで朝日新聞、NHKFMにも電話出演する機会もいただきました。そのほか埼北よみうり、などのミニコミ誌にも掲載され露出度の多い一年でした。

ロータリークラブの健全な発展は、いかに有能な新入会員を見つけ出せるかにあると思います。幸い本年は、飯島会員、上原会員、五十幡会員そして堀会員と予定通りの有能な新入会員を得られました。島崎委員長、ご苦労様でした。

残念な事もありました。鈴木貞二郎会員、坂本哲也会員の退会です。鈴木会員は、第13代会長として、またクラブ切っての論客でした。とても残念です。

また「古ちゃん放談」が色々な所で話題になったようです。好評に付き、次年度も続投と聞いています。次年度もユニークな切り口を期待しております。

年度始めに、河野ガバナー補佐から、「出席率の向上を目指せ」と指示を頂いていました。当クラブの昨年度の最終出席率が76,03%を維持も困難、と思っていましたが渡辺委員長のお陰で、昨年と同等の出席率は残せそうです。渡辺出席奨励委員長の努力に感謝いたします。

ロータリーの楽しみは、何と言っても旅行かと思います。倉持委員長には、下見までお願いをしてしまい恐縮しております。お陰で、とても有意義な「ゆかた例会」「観桜旅行」が出来たと思います。お礼を申し上げます。また、最終例会も期待しております。宜しくお願いいたします。

毎年、今頃になると「予定額に行ったか、行かないか」と話題になるのが、スマイルボックスです。一時期より会員が減少していますが、半田委員長の会場の雰囲気を盛り上げる話術で、予定額をクリアーできる予定です。出来なければ、クリアーさせます。スマイルボックスにご協力いただいた皆様は、勿論ですが、委員長の努力に感謝いたします。

独断で例会内容を変更させていただきました。横川プログラム委員長には、連絡不行き届きで、ご迷惑をおかけしました。半田委員長、ワインを味わう事で国際奉仕。阿部委員長、ITを勉強しながら、健康増進などなど。我侭をお許し下さい。

昨年の3月のPETで財団と米山の寄付目標を出すように言われ、とても不愉快な思いをしました。目標と言っても、それぞれ思惑の数字以外は書き難くなっています。納得できませんでしたが、仕方なし数字を提出しましたがその自信はありませんでした。そこは、経験豊かな松本健一財団委員長と田中清自米山委員長。目標金額を集めていただきました。感謝いたします。

本年度の理事会は、先日6月3日で13回を迎え、例年であれば13回で終了のわけですが、会計報告を会計監査と会計に任せてしまい、例会への報告だけでした。しかし、理事会としては、最後まで責任を持つべきとの考えで、もう一度会計報告承認のための理事会を開催いたします。従いまして、例会への報告は、例年より若干遅れるかもしれません。ご了承下さい。

多くの会員の皆様に支えられた、一年でした。ロータリーの素晴らしさを再認識させていただいた一年でした。皆様に感謝しております。

最後になりますが、新井幹事には大変お世話になりました。新井幹事なしでは、私が暴走し脱線大惨事を起こしていたかもしれません。いつも冷静に対処していただきました。新井幹事と事務局の田口さんお礼を申し上げ、私の総括と致します。




                    『一年をかえりみて、、、』              幹事 新井啓介

矢澤年度の一年間ありがとうございました。

 上記のとおり、矢澤会長より事業報告がありましたので、私は別の角度からお話させて頂きます。私は、矢澤会長が活動しやすい1年間にしたい一念で幹事をさせて頂いたつもりですが、実際には矢澤会長に幹事の分までやって頂いた様な気が致します。ロータリーらしい事業、青少年国際交流は、私もクラブに入っての初めての経験でしたが、ホストファミリーを引き受けて頂きました会員の皆様には、特にお世話になりました。この事業は、川辺年度での下地をつくって頂き、今年度の重点事業になりました。川辺直前会長は、カウンセラーとしてご活躍を頂きました。ロータリーの組織は単年度制ですが、事業は時には継続が必要になりますので、不連続での連続ということになります。ですから、次年度、田辺年度への連携も大事のことになる事と思います。今年度は、我がクラブは、新聞、ラジオ等で、いろいろ取り上げて頂きましたし、ホームページの製作ついては、橋本会員の努力で実現できました。これからも、良い情報発信が出来るものと考えます。

あっと言う間に1年が過ぎてしまいました。矢澤会長の下での幹事だからなんとかやれたのかと思っています。

会員皆様のご協力に感謝申し上げます。