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◆創刊号 1992.05.01◆ | ◆第2集 1994.10.01◆ | ◆第3集 1996.07.20◆ | ◆第4集 1998.08.01◆ | ◆第5集 2000.05.01◆ | ◆第6集 2002.05.15◆ | ◆第7集 2004.07.20◆ | ◆第8集 2006.07.30◆ | ◆第9集 2008.09.30◆ | ◆第10集 2002.05.15◆ | ◆第11集 2016.05.27◆ |
◆ 合同文集『オレンジの旗』第11集を刊行 | |||||||||
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合同文集『オレンジの旗』―新聞OBわが人生―は、1992年5月の創刊以来 新聞・通信社のOBや全国の多くの仲間に支えられ、「語り部」としての役割を担い『第10集』まで 刊行してきました。この事業こそ新聞OB会にふさわしいものと強い継続発行の声が寄せられ、 多くの仲間の協力で5月27日刊行されました。出版委員会の努力で『第11集』は1000円(送料込み)で 配布されます。ご友人、お知り合いの方々にお勧めいただきますようお願いします。 申し込み先などチラシはこちらから |
◆ オレンジの旗・第11集 (2016年5月27日) |
安部自公政権は「特定秘密保護法」に始まり、「集団自衛権」を可能とする「安全保障関連法案 (戦争法)」の強行採決、さらに緊急事態条項の創設など、憲法破壊の暴走はとどまるところを知りません。 「オレンジの旗」第11集には「安倍政治を問う」「憲法・沖縄・人権」「戦後70年 戦争の記憶」 「わが人生のひとこま」など、多岐にわたる読み応えのある作品を収めました。 執筆者それぞれが、執筆字数に応じて出版分担金を負担する合同自費出版 方式で刊行したものです。 |
目 次 | |
【特別寄稿】 | |
今立たずして、いつ立つのですか | 小林 節 慶応大学名誉教授 |
権力のメディア介入は許さない | 岸井 成挌 毎日新聞特別編集委員 |
沖縄から問う民主主義―報道圧力に抗う | 松元 剛 琉球新報編集局次長 |
【祝 辞】 | |
言論統制を許さず多様なジャーナリズムを守る | 新崎 盛吾 新聞労連委員長 |
1.安倍政治を問う | |
メディア攻撃からメディア支配へ | 丸山 重威(共同通信) |
明日を拓く野党共闘に期待 | 太田 武男(中国新聞) |
新聞の裏表―いま何が問われているか― | 田原 恒男(読売新聞) |
安倍首相の「慰安婦」問題を糺す | 河合 良一(日経新聞) |
世界金融のウソと安倍政権の背景 | 今井 茂富(中日新聞) |
切実な「保育園落ちた…」の叫び | 岩月 一子(会 友) |
2.憲法・沖縄・人権 | |
日本国憲法―GHQ草案に見る原点 | 林 茂雄(中日新聞) |
ジュゴンの海に基地はいらない | 上江洲由美子(琉球新報) |
憲法9条、仏さまの願い | 郡島 恒昭(西日本新聞) |
秘密保護法、戦争法と宮沢・レーン「スパイ冤罪事件」 | 福島 清(毎日新聞) |
三鷹事件―死後再審・冤罪を晴らす | 石塚 勝(毎日新聞) |
沖縄のことは 沖縄が決める | 小林 豊治(中日新聞) |
「戦争と核廃絶」生涯通してたたかう | 高山 尚武(産経新聞) |
3.戦後70年、戦争の記憶 | |
軍国少年から戦後の民主青年へ | 木越さとる(京都新聞) |
人間破壊 | 上江洲由朋(日経新聞) |
私の父、村上庄蔵と京浜グループの活動 | 村上 剛志(日刊工業) |
戦後70年を経ても―今語り継がねば | 山川 智(北海道新聞) |
疎開先での防空壕避難の幼児体験 | 米田 光男(共同通信) |
学童集団疎開に思う | 山口 峻(東京新聞) |
再び明治航空基地について | 岩月 仁志(中日新聞) |
4.わが人生のひとこま | |
日々の記録(2008〜2009) | 戸塚 章介(毎日新聞) |
小さな新聞社の物語「内外タイムス」に50年在社して | 芳尾 孝治(内外タイムス) |
「死ね」の陰―リストラ不発弾か | 長谷 安次(北國新聞) |
妻・順子との出会い、そして別れ | 大田 宣也(共同通信) |
「一期一会」(2)疎開生活4年 | 赤川 博敏(毎日新聞) |
原発事故に学ぶ私の節電生活 | 北川 孝雄(朝日新聞) |
5.短歌・川柳、趣味を楽しむ | |
短歌・病中雑詠 | 山内智三郎(読売新聞) |
川柳・鬼遣らい | 渡辺 世潮(中日新聞) |
仲間広がる交流の場―気まま苦良部の活動 | 大沢 保男(共同通信) |
瑠璃光寺五重塔 | 池内 満(読売新聞) |
日経将棋会との出会い | 鋤柄 誠(日経新聞) |
▽総目次「オレンジ旗」第1集〜第10集 | |
▽新聞OB会34年の歩み | |
▽「私のひとこと」 | |
▽あとがき | 出版委員会 |
▽会則・全国新聞OB会名簿 |
◆ オレンジの旗・第10集 (2012年5月15日) |
『オレンジの旗―新聞OBわが人生』第10集は、新聞OB会結成30周年を記念して、 かつて新聞・通信社のいろいろな職場で働いてきた仲間が、世情と新聞メディアの現状に一喜一憂しながら書き綴 った労作ばかりです。今回も80歳代の大先輩から、直接戦争を知らない60歳代前半の人たちまで、過去最高の 39人の執筆者が執筆しました。また、執筆者それぞれが、執筆字数に応じて出版分担金を負担する合同自費出版 方式で刊行したものです。 |
目 次 | |
発刊にあたって | |
祝辞 「オレンジの旗」第10集刊行おめでとうございます | 東海林 智(新聞労連) |
【特別寄稿】 | |
東日本大震災にみる新聞の使命とはネット社会とマスメディアの役割 | 柴田 鉄治(朝 日) |
メディアにはタブーがあった 元ワイドショープロデューサー | 仲築間卓蔵 |
1.あの戦争を振り返る | |
沖縄「『集団自決』訴訟」は終結したか ―新聞の責任を考える | 田原 恒男(読 売) |
忘れ得ぬサハリンの少年時代 ―引き上げ3船の殉難事件 | 山川 智(道 新) |
敗戦から引き揚げまでの1年間 | 戸塚 章介(毎 日) |
馬毛島の米軍基地化を許すな | 芝 龍 男(南 日 本) |
日本軍の性暴力「従軍慰安婦」問題を問う | 河合 良一(日 経) |
切り捨てられた民間戦災障害者 | 岩崎 建弥(中 日) |
父親の思い出 | 松井 悟(読 売) |
終戦日をはさんで五日間歩いて帰郷 | 八巻 俊雄(日 経) |
2.原発事故を考える | |
原発犠牲者の悲劇を繰り返すな 『原発死』12年ぶりの復刊に思う | 石塚 勝(毎 日) |
福島原発事故とビキニ事件 | 松田 彪(日刊工業) |
気になる“いびつ”と明日へ向かって | 斎藤 康夫(読 売) |
許すまい「核汚染列島」 | 太田 武男(中 国) |
3.憲法・人権・平和 | |
問われる“人権理事国”日本 日本国「憲法」と国連「人権規約」 | 高山 尚武(産 経) |
私が「主権在民・平和主義の憲法」を意識し始めたとき | 四宮 晴彦(日刊工業) |
下町で憲法九条を ―日暮里九条の会の活動から | 河合 伸忠(中 日) |
日中国交回復40年、その“光と影” ―「中国脅威論」とメディアにも触れて | 大田 宣也(共 同) |
7年間、中国・ハルピンに滞在して | 今井 茂富(中 日) |
西日本新聞OB会報にコラムを連載―私なりの平和運動Part9 | 郡島 恒昭(西 日 本) |
私と「うたごえ」 | 田中 節子(京 都) |
4.旅の思い出 | |
過疎の地、能登半島に熱気をよみがえらせた《たまたま会の旅》 | 長谷 安次(北 国) |
春を恨まないで 私の「2・11」 | 藤木 武夫(朝 日) |
いま、はまっています―スイスアルプスのハイキング | 岩月 仁志(中 日) |
「モルダウ」の曲に魅せられて | 米田 光男(共 同) |
5.あの人のこと | |
サワダオサムと上林暁 | 福島 清(毎 日) |
反戦川柳作家・鶴彬の映画作りに奔走して | 角島 広治(中 日) |
“兄貴”バンさん さようなら ―会津魂を貫いた80年の生涯 | 芳尾 孝治(内 外) |
怒りを忘れた国民・労働者 | 三浦 徳哉(日刊工業) |
6.短歌・随想・エッセー | |
「あの戦争は―」短歌に託する | 山内 一憲(北 国) |
青春、その残照〈短歌ノート抄〉 | 山内智三郎(読 売) |
生まれ育った 東京・砂町 | 石坂 政雄(日 経) |
浄 瑠 璃 寺 | 池内 満(読 売) |
2011年から12年の出来事の中で | 半田 功有(報 知) |
投稿ア・ラ・カルト(V) 米寿を迎え意気軒昂に執筆活動継続中 | 黒岩 正忠(西 日 本) |
「喜寿」はまだはなたれ小僧 | 毛利 哲朗(長 崎) |
私 の 第 三 幕 | 宮沢幸太郎(読 売) |
新米町会長「奮闘記」 | 赤川 博敏(毎 日) |
「休刊・内外タイムス」に思う ボーナスなくとも記者生活12年に満足 | 渡辺 高嗣(内 外) |
がん闘病記―マージャンと誤診が早期発見に | 小林 和彦(日刊工業) |
「自分史」番外編 大学と「就活」とゼミナール | 丸山 重威(共 同) |
▽総目次「オレンジ旗」第1集〜第9集 | |
▽新聞OB会30年の歩み | |
▽「私のひとこと」 | |
▽あとがきと資料 | |
カット絵 山川 智(北海道新聞)/カバー・デザイン 志岐デザイン |
◆ オレンジの旗・第9集 (2008年9月30日) |
『オレンジの旗―新聞OBわが人生』第9集は、かつて新聞・通信社のいろいろな職場で働いてきた仲間が、世情と新聞メディアの現状に一喜一憂しながら書き綴った労作ばかりです。今回は8集に続いて「続・戦争と平和の岐路に立って」をテーマに、80歳代の大先輩から、直接戦争を知らない60歳代前半の人たちまで、幅広い層が執筆しました。また、執筆者それぞれが、執筆字数に応じて出版分担金を負担する合同自費出版方式で刊行したものです。 |
1.続・戦争と平和の岐路に立って | |
※一個の薬莢 ※「世界人権宣言」から60年 ―問われる人権理事国日本政府の姿勢 ※「戦後教育」のなかの「小学校低学年」 ―自分史のスタート ※新手の「改憲」策動? 来年はじまる裁判員制度に思う ※社会保障の実質改憲を許すな ※「チベット問題」をどう見るか ※ファインダーでとらえた新聞OB「九条の会」の3年 | |
2.あの戦争は……体験を語り継ぐ | |
※近年やっと知ったこと 三河地震と明治基地 ※日本唯一「禁酒村河合谷」の河合谷小学校が過疎で閉鎖 ※「建国記念の日」って何? ―孫の質問に、きちんと答えられたかどうか ※“社共”支持者を中心に「九条の会」を立ち上げる 私なりの平和運動Part8 ※「三鷹事件」を風化させるな! ※『一期一会』 忘れ得ぬ人たち | |
3.戦後六十三年―新聞報道のあり方を憂う | |
※「沖縄『集団自決』判決」報道から見えてきたもの ※反骨のジャーナリスト むのたけじさんを知ってますか ※“三角大福中”の時代の政治ドラマ ※京都新聞と付き合って41年 ※「誤報」「虚報」から何を学ぶか ※波乱の科学ジャーナリスト生活 | |
4.短歌・俳句・川柳 | |
※短歌・古希の繰り言 ※短歌・夫の晩年 ※俳句・四季寸描 ※川柳・ジジババの乱 | |
5.随想 エッセー 随筆 | |
※居酒屋賛歌 ※懐かしき銀座こぼれ話―昭和も遠くなって ※林直久さんのあだ名は「アリ地獄」 追悼のことばから ※「古き良き時代」を追憶し、現世を憂う ※投稿ア・ラ・カルト(U) ※雑・学問のススメ ※「毒餃子」とコンピューターの国から ※人生いろいろ 魚もいろいろ ※災い変じて福となる ※歴史と寺巡り 当麻寺と大津皇子 |
◆ オレンジの旗・第8集 (2006年7月30日) |
『オレンジの旗―新聞OBわが人生』第8集は、かつて新聞・通信社のいろいろな職場で働いてきた仲間が、世情と新聞メディアの現状に一喜一憂しながら書き綴った労作ばかりです。今回は「戦争と平和の岐路に立って」をテーマに、80代の大先輩から、直接戦争を知らない60代前半の人たちまで、幅広い層が執筆しました。また、執筆者それぞれが、執筆字数に応じて出版分担金を負担する合同自費出版方式で刊行したものです。 |
1.戦争と平和の岐路に立って(1) |
※「記録集」執筆やピースウォーク ―私なりの平和運動Part7 ※サイパンに「日本国憲法」が生きている ※中国の「反日デモ」報道に 1930年代を思う ※「憲法一年生」と百一歳の母と |
2.戦争と平和の岐路に立って(2) |
※わが敗戦の記 ※いまこそメディアは「安保廃棄」を掲げよ ※中国「残留」日本人孤児訴訟とマスメディアに期待すること ※国家主権・民主主義、平和共存「戦後六〇年」世界の流れは変わる |
3.あの戦争は……体験を語り継ぐ |
※役立たずの敗戦軍曹 ※軍国少年の(敗戦の日)―戦後生まれの若い人はどう思う ※戦後派の戦争体験 ※もうひとりの疎開児童 ※学齢前の「疎開っ子」 ―自分史のスタート(2) ※瀋陽五十二年目の再訪記 |
4.疲弊した政治と社会を憂う |
※「実質改憲」の医療制度 更なる改悪を許すな ※小泉「改革」擁護論を嗤う ※思うこと― ばあさんのたわごと |
5.新聞産業のいま、OB会のこと |
※日経新聞社で起こったこと ※わが青春と『鉛版ニュース』 ※―都労委での仕事― 楽しく、充実した10年 ※「たけさん」のこと ―OB会創設のころ ※わたしの青春残照 ※“ブン屋”の里帰り |
6.「生涯現役」で地域を生きる |
※「古文書」学への誘い ※投稿ア・ラ・カルト ※文章の魅力 書くことに癒されて ※全国の高齢者団結せよ ※「生きた昭和史」を学んだ ―具島兼三郎先生を偲んで― |
7.短歌・俳句と随筆 |
※季 賦 ※春夏秋冬 ※わが徒然なる歌ごよみ ※村人さ、どこさ行くがね? おらの創作ノート秘録 |
8.素敵な旅をたのしむ |
※わたしの海外旅行 ※ハルピン良いとこ一度はおいで ―ハルピン医科大学日本語教師として― ※歴史と寺巡り 金剛寺と観心寺 ※真冬のパリ ※わが中欧紀行 |
◆ オレンジの旗・第7集 (2004年7月20日) |
『オレンジの旗―新聞OBわが人生』第7集は、新聞各社のさまざまな職場で 働いてきたOBたちが、力を合わせ、執筆者それぞれが出版分担金を出し合って、合同で自費 出版したものです。特に第7集は、日本が今また「戦争をする国」へ逆戻りしている世情を憂える立場から、 「私にとっての戦争と平和」を大きなテーマとして手記をまとめました。 |
1.私にとっての戦争と平和(1) |
※その時、私は ―本土決戦から8・15へ ※ハルピン日記 ※「満州」回顧 ※不幸中の幸いというべきか ―海軍兵学校生活と原子爆弾の夏― ※ある「在日・日本人」の生涯 ※憲法と「不戦」・「ヒロシマ」 |
2.私にとっての戦争と平和(2) |
※「記憶」と「歴史」 ―自分史のスタート(1)― ※八月十五日 ※「水車小屋」は生きている ※イニシャル刺繍のハンカチ |
3.私にとっての戦争と平和(3) |
※小泉首相の 靖国神社参拝は違憲、実質勝訴―私なりの平和運動 Part6― ※二分半 ※琉球史に学ぶ平和の思想 ―ナポレオンも驚く武器のない国― ※画家ゴヤが問いかけるもの ―戦争と人間の尊厳― |
4.私にとっての戦争と平和(4) |
※21世紀の日中関係に思う 二題 ※「仕方ない」とつぶやいていませんか ※この歪んだ時代をどう引き継ぐ ―21世紀も戦争と混乱の幕開け― ※戦争は最大の人権侵害である ―改めて侵略戦争の時代を検証する― |
5.新聞労働の現実とたたかいの伝統 |
※最近の新聞をとりまく状況と労働組合事情について ※警職法・安保・三池 そして青春 ※素晴らしき新聞の仲間たち ―争議・共闘から35年、熱い友情と交歓― ※配点闘争周辺雑記 ―ロングエッセー風ドキュメント― |
6.わが記者人生の今と回想 |
※日本歯科医師会汚職とマスコミ ※ヤクザ報道と内外タイムス ※生きる道は険し ―志賀原発遺文 ※皇太子の結婚について考えた ※わが回想の政治家たち ※忘れ得ぬ記者たち(1) ※「小菊」のおばはん |
7.趣味の世界、みんなで楽しく |
※たかが映画、されど映画 ※郵便切手が国益を表現する ※囲碁 私の思い出 ※カミさんと共に健康マージャン ※多趣味、バンザイ< |
8.運動、病気、そして看取り |
※体力の限界に挑戦 ―105`ウオークラリー奮闘記― ※肺がんを患って ※「のーこーそく」初回生 ※得をした「自業自得」 ※コーヒーと焼肉と ※父の介護 |
◆ オレンジの旗・第6集 (2002年5月15日) |
『オレンジの旗―新聞OBわが人生』第6集は、新聞OB会結成 20周年を記念して、企業も仕事も異なるさまざまな新聞OBが、訴えるところあって自らの歴史 と人生を綴り、合同で自費出版したものです。新聞OB会はその世話役をいたしました。 |
1.あの戦争の嵐に揉まれて |
※ある学徒兵の回想 ※私の「戦争と平和」 ※軍隊生活の回顧
※羽村の堰 ※お袋・親父の生きた時代 ※難しいが大切な“語り継ぎ” の6編。 |
2.新聞労働運動の渦の中で |
※毎日新聞における初期の労働組合運動 ※滝沢君のこと …レッドパージ断章
※「ハタラキ党」と日刊工業新聞 ※わが青春の歌声 …河北新報労組のころ ※旋風の中で …河北労組の77時間スト40周年 ※東京新聞争議と私 …闘い抜いた、その原点を探る ※語り継ぎたい「朝日74闘争」 ※労連本部専従四年間 ※介護休暇要求の始め ※米寿の慨嘆」 の10編。 |
3.情報技術の進展とペンの世界 |
※メディア・リテラシー ※「言論」と「情報」のはざまで
※取材をめぐる虚像と実像 ―権力のメディア規制を許さぬために ※ああ!「人間万事塞翁が馬」 ※わが体験的角栄論 の5編。 |
4.平和・友好・医療・公害に関わって |
※日中国交回復三十周年に想う ※私なりの平和運動 Part5
※相次ぐ改悪で大幅に弱体化した社会保障 …一記者・一歯科医の立場から… ※廃棄物と環境汚染 の4編。 |
5.いつも現役の意気ごみで |
※「日蓮宗新聞」編集長奮迅記 ※第二世代のシルバーライフ
※生き生きと“生涯現役”を ※人生に定年なし …健康は「自立」から ※ひむか(日向)の国から …三人衆のメッセージ ※西日本新聞OB会10年の歩み の6編。 |
6.変容する地域の只中で |
※能登はやさしや どこまでも ※中讃における合併問題 ※阪神大震災、七年目に思う の3編。 |
7.旅あり、哀歓あざなわれて |
※四国八十八ヵ所徒歩遍路 ※短歌紀行 タイの印象 ※夏の尾瀬を歩く
※「マルミ」賛歌 ※創作 われや先、ひとや先 ※わが青春の残照 二題 の6編。 |
◆ オレンジの旗・第5集 (2000年5月1日) |
『オレンジの旗』という書名は、新聞産業の退職者懇談会(略称・新聞OB会) のオレンジの会旗にあやかったものです。第5集には38人が執筆参加され、座談会原稿を含む、 33編が寄せられています。新聞OBの“語り部”としての健在ぶりを象徴するものとなっていると 思います。 |
1.あの戦争に翻弄されて |
※「私の昭和」 …昭和は遠くなりにけり ※戦火に消えた独身寮
※私の「戦中」「戦後」…「幻の特攻隊」から「働く者こそ主人公」の人生 ※日本の最終兵器「風船爆弾」…製造に駆り出された女学生たち… の4編。 |
2.記者人生、ひたむきに |
※“光は北方より”…デモシカ記者の回想 ※これが新聞記者? ※一地方記者の歩み
※「レッド・パージ」50周年にちなんで ※三角大福中時代の遺訓 ※私の科学記者時代 の6編。 |
3.新聞は腰抜けになった? |
※「日の丸・君が代」で感じたこと ※沖縄の基地問題、新聞を前に考える
※新聞ジャーナリズムの行方 ※新聞はなぜ真実に迫れないのか の4編。 |
4.平和・友好・輪転機と青春 |
※三十五年ぶりの中国訪問 …日中友好代表団に参加して ※私なりの平和運動 Part4
※21世紀の平和、人権を考える ※有楽町時代の輪転屋 ※セッタと国士舘 の5編。 |
5.この老後に明日を求めて |
※世紀末新年会 …われらの老後に明日はあるのか…(座談会)
※一記者・一歯科医の立場から …わが国の「社会保障」は風前の灯… ※高齢者介護の現場から …介護住宅の事務長となって… ※「第二の人生」、私と生きがい ※インドへの旅 の5編。 |
6.地域に根ざしてがんばる |
※雑感 …2000年に思うこと ※いっせい地方選挙、奮戦記 ※本の街・神田神保町での50年
※豊島(てしま)・2000年春 ※健保会館建設案、なぜ?…互選議員の取り組み体験から の5編。 |
7.先立たれ、呆けられて |
※「三渓園」再訪 ※先に逝かれて ※侘助 …Y未亡人の追憶…
※兄はいま“哀れと幸せ”の中に の4編。 |
◆ オレンジの旗・第4集 (1998年8月1日) |
新聞産業で働いていた者たちの戦中・戦後の初体験や感慨を収め、 また、現代の「新聞の危機」について論じ合っています。第4集には38編を収録いたしました。 |
1.ひたむきに、不屈に生きて |
※「小さい旗」かかげて半世紀 ※自由と民主主義の大切さ ※続々・私なりの平和運動
※労務屋との遭遇 ※こんな私で、いいのですか ※私の客員教授退任騒動 ※能登はやさしや? の7編。 |
2.歴史のひとコマにかかわって |
※私の受けた言論弾圧事件 ※松川事件 ※石油危機のころ
※私の人生を決めた四つの出会い ※私の運命を決めた恩人たち ※証言録 の6編。 |
3.21世紀の新聞と「新聞の危機」 |
※21世紀の新聞の生きる道―マルチメディアの時代、課題は何か
※新聞経営の現状と「新聞の危機」 ※新聞ジャーナリズムの再生は可能か ※「大本営発表」を繰り返させないために ※新聞の「存在価値」が問われる ※21世紀を論じた年頭社説 の6編。 |
4.報道の姿勢について考える |
※ある新聞社の政治部長への手紙 ※いま「社会の木鐸」を考える
※家庭ゴミ有料化問題とマスコミ ※「マスコミと中国」考 ※「菊」を有り難がる新聞各紙 の5編 |
5.“第二の人生”も多事多端 |
※わがミュージカル挑戦記 ※六十四歳の船出―立ち退きてんまつ記 ※私の定年前後
※私の3K論 ※環境問題など、地域でがんばる ※高齢者協同組合・地域で働く ※「生涯・労働者」の記 ※「続・定年後―山坂越えて ※ライフワークを求めて の9編。 |
6.逝く人あり、呆ける人あり |
※長谷川仙七さんのこと ※友を悼む―その生と死 ※兄を奪った痴呆症
※ボケ防止に新聞記事が一番 ※うまく死ぬことが出来るか の5編。 |
◆ オレンジの旗・第3集 (1996年7月20日) |
本書は、はからずも沖縄の本土復帰25年目のあたり、基地問題が改めて問われるなか、沖縄・安保・新聞に関するものが多くよせられました。私たちのささやかな語り部活動に、またひとつ 趣を添えるものといえましょう。 |
1.基地のない沖縄を返せ |
※山を動かす予兆―10・21に結集した“沖縄の心” ※肉親は「平和の礎」に―私の戦争体験断片記
※対馬丸と学童疎開 ※「捕囚の島」に生きて ※美ら島おきなわへのお誘い の5編。 |
2.新聞は何をしてきたか |
※「沖縄・安保」で改めて問われる本土紙の姿勢 ※「反共」とジャーナリズム
※安保反対に反対した「共同宣言」 ※六〇年安保の頃 ※ホットラインで叫んだ思い出など ※研究メモ 憲法と新聞 の6編。 |
3.新聞労働運動の歩みの中で |
※沖縄―私の思い出 ※私を大学教授にしてくれた師匠・先生たち
※新聞販売店労働運動と関わって ※第二の人生の原点―「新聞産業争議」の体験 ※年金生活に入って考えた ※四半世紀前の“訪ソ”の思い出 の6編。 |
4.あの戦争の嵐に生きて |
※ニューギニア戦私記 ※失われた青春―わたしとロシア語 ※特攻基地で ※ひとつの青春
※大詔奉戴日 ※少年の八月六日―「核」の五十年に思う の6編。 |
5.豊かな自分史をめざして |
※続・私なりの平和運動 ※人生まだまだ ※戦後五十年に思う―私の歩んだ道
※うまずたゆまずゆっくりと―脳卒中とつき合って十二年 ※この眼で見た北朝鮮―その光と影 ※種をまく男 ※ポルトガルの救急車 ※続・そぞろ歩きの記 の8編。 |
◆ オレンジの旗・第2集 (1994年10月1日) |
本書は戦後五十年を記念し、新聞OBの生きざまを語っています。本書に手記を寄せている36人の執筆者は、原稿だけでなく、それぞれ「執筆参加料」を持ち寄って本書に参画しています。 |
1.戦後50年、平和への思い |
※私なりの平和運動 ※北緯27度線の海上に労連旗を翻して ※原体験の夏
※終戦“ビンタ” ※続・終戦のはたち代 ※パーティー・ウイークに半世紀の四季を回想して ※還暦組の歩んだ六〇年 ※国連「人権委員会」への旅―“人権”とはを考える の8編。 |
2.わが人生と新聞労働運動 |
※食料メーデー ―単一崩壊の秘話 ※組合結成当時と現在 ※続・六〇年安保のころ
※労働運動は「わが恩師」 ※「ロックイン」の孤独な体験から ※中小紙の経営危機闘争 ※お墓参りの自転車旅行 ※「定年」の風景 の8編。 |
3.山陽新聞闘争の思い出 |
※忘れられぬ日日―山陽新聞労組闘争私記より ※私の生きた五十年 ※書くことの意味
※悔いのない記者生活八年半 ※敗戦の日の思い出と私の人生 の5編。 |
4.新聞のメシを食って |
※ルビの話 ※漢テレとの二十五年 ※自分史覚え書の二 ※「戦後50年」に思う
※私の「戦後」五十年 ※新聞はこれでよいか ※いま一度「マスコミ大行進」の炎を の7編。 |
5.自分史の周辺と定年 |
※ミニ自分史『本と私』 ※第二乙種合格―落ちこぼれエレジー ※父の達筆
※老化現象二話 ※社交ダンス―古代性儀礼への回帰 ※定年後―山坂越えて ※忘れえぬ人々 ※フィクション『鈴の音』 の8編。 |
◆ オレンジの旗・創刊号 (1992年5月1日) |
新聞OB会の結成十周年を記念して、会員たちのかけがえのない生きざまを、 原稿と原稿掲載料を出し合って、自費出版方式による合同文集としてまとめたものです。原稿集めから整理、 校正、とびら絵、レイアウトまで、印刷・製本をのぞくすべてをOB各位が手がけた、手作りです。 |
1.白髪の青春 |
※自転車旅行の道しるべ ※地域にどっぷり十三年 ※私の健康法 ※白髪の青春
※執筆と運動でストレスなし ※小さな二つのV ※硬い話皆無 ※具島先生と「昭和史を学ぶ会」 の8編。 |
2.戦火と廃墟の中から |
※昭和の五進法 ※終着駅で ※宇宙人の“うわごと”わが人生は一瞬
※はたちの八月十五日 ※随想・愚考 ※わが人生思い出の記 ※自分史覚え書の一 ※わが人生 の8編。 |
3.新聞労働運動のはざまで |
※回想・組合草創期 ※私見・労働運動史 ※六〇年安保のころ
※「私の産経新聞社史」走り書き ※仏法と民主主義 ※大先輩M氏の涙 ※私の定年延長闘争の思い出 ※佐渡のお土産 の8編。 |
4.わが人生のひとこま |
※北国酔虎伝 ※回想の「農村新聞」 ※身から出た錆 ※子役 ※高山の朝
※無駄足 ※わが師 森恭三 ※宇喜多姫も九十三歳に ※そぞろ歩きの記 の10編。 |